焼付け塗装
※現在は行っておりません。参考資料としてご覧ください。
2021年8月31日で工場は閉鎖しました。
長年ご利用いただきまして、ありがとうございました。
焼付け塗装のしくみ
塗装工事には、一般に常温(空気中にて乾燥し、塗膜が硬化する)で 硬化する塗料を使用するのが一般的です。ここでは 鉄部の焼付け塗装について 簡単に説明いたします。
常温で乾燥する塗装施工は 刷毛、ローラー、スプレーにより職人が手で塗装していくことですが、焼付け塗装は高温で短時間で硬化させ乾燥、塗膜をより硬く仕上げる塗装工法です。
樹脂はメラミン、アクリル エポキシ ウレタン ポリアミドイミド、ウレタン塗料使用しますが このごろ フッ素樹脂の塗料も 高級品で 出てきています。
乾燥炉の温度は 塗料により誤差はありますが 100度~180度で10分~30分乾燥指せれば表面塗膜は 強度が強くなります。
焼付け塗装可能なサイズ
焼付け乾燥炉が 3ヶ有りますが どれも品物を調査した上で 乾燥炉に収まるサイズを 判定しなければ なりません
最大で 長さ2500これは細物ですが、一般に 幅1200奥行2000までが最大です
これ以下であれば 対応できますが、品物の現状により乾燥炉に入らないものも ありますので 問い合わせ願います。
施工工程
品物調査(サイズ・厚み)⇒品物 搬入(川口工場青木町)⇒金属処理⇒脱脂⇒下塗り⇒ペーパー掛け⇒中塗りサーフェーサー⇒ペーパー掛け⇒上塗り焼付け⇒乾燥養生⇒梱包⇒納品
料金
品物数、サイズにより 誤差はありますが ここでは 大体の金額を提示いたしました。
名 称 | サイズ mm | 値段 円 |
---|---|---|
平板鋼鈑厚み多少有りOK |
幅100×奥行300 | 1000~2000 |
平板鋼鈑厚み多少有りOK | 幅500×奥行800 | 3000~5000 |
平板鋼鈑厚み多少有りOK | 幅650×奥行150×高さ800 | 8000~12000 |
丸パイプ・角パイプ | 幅50×奥行50×長さ500 幅50×奥行50×長さ1500 |
3000~5000 5000~8000 |
箱型 鋼鈑 消火栓BOX中位 | 幅100×奥行300 | 1000~2000 |
小物系 | 最小単位50ヶ | 800~ |
塗装工場の模様
乾燥炉 奥行き900 高さ2000 幅1800
最近 斜めに品物を 入れて 長さ2500のパイプを焼付け塗装しました。
オートメーションで塗装できます。
ラインシステム
真ん中 幅850の品物はローラーコンベアーが運び長さ1000の品物を連続で20ヶ塗装できます。
右奥 吊りレールで 2階部乾燥炉にて長さ1200の品物を連続で100ヶ塗装できます。
2階部分にも 乾燥炉が有り 自動レールにより 数多くの品物を 吊って塗装可能 左奥 塗装品出口。