屋根塗装について
形状
お住まいの屋根には、いろんな種類の屋根形状があります。
一般には、瓦という 日本伝統の瓦葺屋根
洋瓦屋根として コロニアル、カラーベストという スレート瓦、セメントと石綿85:15の割合で形成された板
トタン屋根は、一般に瓦棒という形状で雨水が漏らない仕組みに織り込んである鉄板に焼付け塗装がしてある。
陸屋根は 勾配がない 平らなモルタルで 防水処理が施されている、ドレン(雨水を落とす所)が各所にあり樋で外部に水流を作る形状
状況、判断
鉄の錆処理の一般的な方法は、サンドペーパーやワイヤーブラシ、サンドブラストなど物理的な方法で錆を取り除き、露出した金属表面が酸素と化合して再び錆に戻らないように、防錆塗料を塗布することです。しかし、錆を完全に除去するのは、たいへんな労力がかかります。鉄構造物などの塗り替えを経験した人なら、わかると思いますが、高速道路や橋梁、プラントなどのケレン作業というのはとてつもない作業になります。 また、表面が均一に錆びているのではなく、錆が進行している場合は深い部分を取り除くうちに、鋼鈑に穴が開いてしまうこともあります。結局、塗装を行う上で最も手間がかかる作業は、塗装の下地処理です。
ケレン、洗浄(錆落とし、死活膜撤去、コケ、カビ落とし)
鉄の錆処理の一般的な方法は、サンドペーパーやワイヤーブラシ、サンドブラストなど物理的な方法で錆を取り除きます。露出した金属表面が酸素と化合して再び錆に戻らないように、防錆塗料を塗布することです。
高圧洗浄には、水圧力でコケ、カビ等を洗い流す作業です。洗浄機を掛ける前にカビ等を殺す洗浄剤を使用するより効果的でしょう。
密着力
トタン屋根の塗り替えの場合、塗料の密着力は、鉄部保護の部分で述べたとおり 樹脂の性質によるところが大きいのです、一般的には、油性→アルキド→塩化ゴム→ウレタン→エポキシの順で塗料の密着力は強くなります。
密着が良く、そして錆止め効力が必要となり 私どもはエポキシ系の錆止め塗料を使用しております。
洋瓦屋根(カラーベスト・コロニアル)は、カチオン系プライマー、エポキシ系プライマーが主流ですが、専用プライマーが 効果的です。各メーカーのコロニアル専用塗料には各自専用プライマーがセットで、同じメーカーの塗料を使います。このプライマーもカチオン・エポキシ系が良い。
塗料選択
屋根塗装の塗料は 各メーカーが 研究開発されており、新商品が 昨今 登場しております。
洋瓦屋根(カラーベスト・コロニアル)トタン屋根には、アクリル、シリコンが主流で 溶剤、水性とタイプがあります。
斜熱塗料という 塗料も 2008年あたりから 施工が頻繁になってきています。
当社も 道とん堀お好み焼き店舗(トタン屋根)も10箇所施工させていただきました。今年の2009年に光熱費の結果が 楽しみです。
当社推薦塗料
エスケー化研 洋瓦屋根(カラーベスト・コロニアル)専用塗料
優れた隠ぺい性 |
隠ぺい力が高いため、下地の透けがありません。 |
超耐久性 |
シロキサン結合の強靱な塗膜は、酸性雨や熱・紫外線に対して優れた抵抗性を示します。 |
防かび、防藻性 |
特殊設計により、優れた防かび・防藻性を発揮します。 |
優れた密着性 |
旧塗膜に対して優れた浸透性を示し 、優れた密着性を発揮します。 |
良好な作業性 |
刷毛、ローラー、エアレスなど、いずれの塗装機器でも施工が可能です。 |
概要
製品名 |
クールタイトSi・クールタイトFフッ素 |
JIS分類 |
- |
主要構成成分 |
NAD型特殊シリコン樹脂 及びフッ素樹脂 |
用途 |
カラーベスト・コロニアル・セメント瓦の塗り替え |
荷姿 |
主剤:14kg石油缶
硬化剤:2kg角缶 |
適用下地 |
カラーベスト、コロニアルなど薄型塗装瓦、セメント瓦 |
所要量 |
0.28~0.32kg/m2 |
1セット当たりの塗坪 |
50~57m2/セット |
設計価格 *1 |
3,000円/m2
(300m2以上、下塗材込) |
艶の状況 |
艶有り、3分艶、艶消し |
希釈 |
塗料用シンナーA |
色目 |
標準24色 |
標準24色 |
吹付、ローラー、刷毛 |
期待耐用年数 *2 |
備考 |
下地の種類に応じ、適切な下塗材を選定して下さい |
参考 エスケー化研、関西ペイントの商品を提示させていただきました。 当社は屋根塗装には エスケー化研、関西ペイントを推薦いたします。
当社推薦塗料 カラートタン塗料 板金屋根
特長
- 1.常備色が多彩で、カラートタン補修用・塗り替え用に適しています
- 2.塗膜は耐候性に優れています
- 3.塗膜は強靭で、密着性が優れてます
- 4.作業性が良く、はけ目や流れも少なく、平滑な美しい塗膜が得られます
SDルーフペイントは、関西ペイントの20年近く続くロングセラー商品!で、波トタン塗替えの定番です。合成樹脂系溶剤塗料で、コストパフォーマンスに優れ、1液タイプなのでDIY塗装にもお勧めです。
製品名 |
SDルーフペイント |
系統 |
長油性フタル酸樹脂系ルーフ用塗料 |
容量 |
14L |
適用素材 |
カラートタン、トタン 板金等 |
主な適用 塗塗料 |
ザウルスEX、アレスイーグル、エスコ、スーパーザウルス |
塗り面積 |
55㎡~65㎡/缶(2回塗りでの1缶の標準面積です) |
塗装間隔 |
16時間以上(23℃) |
希釈剤 |
塗料用シンナーA |
希釈率 |
(刷毛塗り)0~10%(ローラー塗り)5~15% |
艶の状況 |
艶有り、3分艶、艶消し |
希釈 |
塗料用シンナーA |
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ためになる塗装・塗料の種類
屋根塗装には いろいろな下地によって 塗料が選択されて施工していきます。
上記にもお知らせしました、日本瓦には 専用プライマーを塗れば どこのメーカーも瓦に会う塗料を出しております。ただ 100年はそのままでも 劣化しません(多少は劣化はしますが目立ちませんということです<m(__)m>) 逆に塗装しますと 塗膜が密着が悪いと パラパラはがれてきて トイに詰まったり 近隣に飛んで行ったり 塗装することは 勧めません。塗装をしなければならないのが コロニアル・スレート・カラーベスト等の洋瓦が 多いのです。
コケ・カビ・腐食と 20年もたちますと ほとんどが塗装をしたほうが良いと 勧められるでしょう
最近では 遮熱塗装が流行っていますね。(クールタイトSi・F エスケー化研)←クリック(^^♪
そして、塗装するならば フッ素がいいです。(笑) 高いですけど
遮熱塗装でフッ素だとふっうのお家で 18~20万はかかるかな
遮熱塗装シリコンの価格が 普通のお家で 8~12万ていど 足場とかは別ですけど
遮熱屋根塗装のページはこちら
屋根形状で 板金系等の屋根があります。
亜鉛系の板金で作られているため 錆が出づらいとかがあります。
やはり 劣化してくると 錆が目立ちます。
しっかりと 劣化している部分を ケレン(さび落とし。劣化塗膜を取り除くこと)を行いまい。
下塗りに 密着の良い錆止めを塗ります。(安い錆止めはだめです(笑))
2液タイプであればほぼ最高でしょう。
上塗りには関西ペイントのSDルーフペイントがお勧めでしょう。
![コロニアルの大問題](anim111.gif)
1996年から2010年あたりまでに新築を建てたもしくは建売を購入した
そして屋根は洋瓦(コロニアル)という方は当初の図面を見てください。
下記品物が使われているかどうかです。
1996年から2008年にニチハのパミールという製品が大問題です。
あと スレート材・コロニアル・ネオ/8年後の劣化、ヒビ、割れ クレームが多数
クボタ株式会社(現ケイミュー株式会社)の薄型スレート屋根材です。製造期間:2001年からですが、アスベスト(石綿)の発がん性が言われてアスベストを取り除いてできたコロニアルです。
ニチハのパミールについて
3年くらいで もろくなってくる状況で 現在 当時の施工から 10年以上たっています。
たまたま お客様の屋根を診断していて 築11年で 屋根が異常に傷んでいることがありました。新築当時の図面を見せてもらったところ ニチハのパミールという屋根材が使用されていました。帰って 【パミール】で検索してみると 大問題ではないですか、中には裁判沙汰になっていて、保証問題でした
コロニアルには鉱物繊維が原料であるアスベストという危険繊維が含まれていました、それが当時法律で改正されて パルプ繊維に変えて生産されました。
ところが その新しい製品は 3年~10年で 激しい劣化が観察されていて
中には 層間ハクリで屋根が崩れあ知多という事例が発生しております。
これでは 塗装どころか 張替えしなければなりませんね。
最近 コロニアルの上に 張替えの見積もり依頼が多々あります
こういうことだったのかと 今思います。
このような 大クレームの屋根に太陽光を載せようとする 悪徳業者もいますよ、たぶん知っていて 太陽光だけのせちゃえっていう悪徳業者は最低ですね
逆に 自分のお客様の屋根は 大丈夫か心配して確認作業に入っている太陽光屋さんは 私は知っています。柏のレクソルさんです。
現在 他社が乗せた太陽光も わざわざ外して 屋根を張り替えて再度取り付けをしています。屋根張替えは 高額なものです なかなか 現金で施工は行えません、レクソルさんは 激安ローン 利率が安いのです。
普通の一軒家の太陽光外して再取り付けと屋根張替え工事代金で150~200万ぐらいはかかるでしょう。
やはり ローンを使って何とかしたいものですね。
修理にはどのようにすれば
建てた業者及びニチハからの提案で アルマという カバー工法を進められます、アルマはアスファルトシングルというシートタイプの屋根材です。
保証期間であれば 材料代が支給されます、ただ施工費は別です
足場費用から屋根屋さんの施工費用は お客さんの実費となり涙です
パミールが使われているお住いの家主様はまだまだ働き盛りの方が多いです。
これから20年から30年は現在のお住まいで過ごされたいはずです。
しかし、アルマやスレート屋根は30年を超える耐久性が期待できません。
耐久性将来性としては 金属屋根をお勧めします。
当社もここのところ 4件施工しております。
一般でいう ガルバという品物で 横に貼り合わせていく工法です。
![](clip_image002.jpg)
![](clip_image004.jpg)
![](clip_image006.jpg)
ニチハでは金属屋根の横暖ルーフというものがあります。
代替品として 低価格で提供するもので 保証するということではないようです、問題は その家を建てた建築会社に納品されるという 大前提があります。
建築会社とニチハは 再度リフォーム工事が受注できるというとんでもない都合の良すぎる話となります。 ほんと 最低ですね。
まして 価格もそれなりにいい値段で出ていますね、
お客さんに見せていただきました (笑) ぼったくり
当社は 足場・太陽光再取り付け・外壁塗装・板金屋ね張替え等すべて施工できます。